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防犯の意識と対策について

 我が家は、“ほっ”と和める空間でありたいものです。ある日突然、くつろぐべき家の中がぐちゃぐちゃに荒らされていたら…。被害は経済的なものだけでなく、「見ず知らずの人に家を荒らされた」という精神的ダメージも大きいのです。

 大阪府下の場合、住まいの内訳で見ると、一戸建住宅が約半数、中高層住宅(4階建以上)が約4分の1という発生統計が出ています。 警視庁が空き巣狙いの被疑者に実際に聞き取り調査を行ったところ、「侵入に5分以上の時間がかかると、約7割が侵入をあきらめる」という興味深いデータがあります。

 また空き巣の侵入手段は、一戸建ての場合はガラス破りが60.9%と圧倒的に多く、次いで無締り(鍵の掛け忘れ)の玄関や窓からの侵入が30.1%、施錠開けと呼ばれるいわゆるピッキングなどの特殊工具による開錠は3.6%にとどまっています。ちなみに夜間の就寝時に侵入する忍込み、在宅中に侵入してくる居空きの侵入手段は、圧倒的に無締りが多くなっています。

 つまり最初にやるべき防犯対策は、玄関や窓の鍵のかけ忘れを無くすことであり、これなら費用を掛けずに今日からすぐ始めることが出来ます。さらに戸建てでは窓ガラスを中心に防犯対策を行っておけば、安全性が格段に高まります。

 具体例は以下のようなものがあります。例えば、侵入犯が下見の段階で侵入を諦めるように、周囲からの視線が通るように樹木を剪定し、建物の裏側に回り込めないように施錠でき、乗り越えにくい高さの扉や、さらにセンサーライトを取り付けたり。さらに、敷地内に入られたとしても建物の侵入を諦めるように、ハンマーなどでも割るのに時間のかかる防犯ガラスや面格子といった設備を取り付けるなど。

「我が家に限って」などと過信せず、日ごろから防犯意識を持ち、開口部はこまめに鍵を掛けることを習慣化することが肝心です。

 

 

 

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2017-11-08 | Posted in Information